おうちdeペットクリニックは往診専門病院として、福岡県福岡市博多区に開院しました。
動物病院で往診専門という形式は近年、関東地区や関西地区では多くなってきています。
九州地区では、広い土地を有する一方で、現状としてはまだまだ浸透してるわけではありません。
往診動物病院の需要は高まっている?
ペット領域では、多くのサービスが施設ではなく訪問スタイルを取る形が多くなってきました。トリミングやペット霊園、しつけ教室など、多くが訪問スタイルの事業者が増えたように感じます。もちろん、動物病院もその一つです。
往診動物病院の増加傾向にある背景には、様々な理由が考えられます。
・ペットの高齢化
・世帯の共働き、単身世帯の増加
・高齢化社会
などなど。
様々な理由で、往診動物病院の需要は多くなってきているなと感じています。
なんで、往診専門動物病院にしたのか!?
往診専門となると、もちろん普通の病院よりもできることは限られてきます。
しかしながら、往診の動物病院と建物を構えた動物病院がどちらが優れているということでもありません。
前述に挙げた様々な理由を深掘りしてくと、
まだまだ助けられる命、また最後まで飼い主様と長くいるためにできることが見えてきます。
「通院することが難しいから、治療をあきらめる」
「時間がないから、行けるときに治療をする」
「病院行くほどでもないけど、ちょっと心配」
「積極的な治療は考えていないけど、少しでも痛みや辛さを取り除きたい」
そういった治療の選択肢を少しでも広げられるのではないか。
健康なうちから獣医師がサポートすることで、飼い主様とどうぶつさんたちの暮らしがより良く、笑顔あふれる生活が送れるのではないか。
そんなことを考え、往診専門動物病院を開院することになりました。
往診でできること・できないこと
10月から診察可能な検査や処置
- ワクチン接種、フィラリア・ノミダニ予防薬の処方
- 健康診断
- 通常の内服薬・内服液・外用薬・点眼薬、点耳薬などの処方
- 尿検査・糞便検査・顕微鏡を用いた検査
- 簡易的な外傷などの縫合処置
- 注射・点滴など全般
- 催吐処置、全身麻酔を伴わない尿道閉塞解除、胸水・腹水抜去などの医療処置
今後導入予定
- 酸素室による酸素吸入
- ポータブルエコーを用いた超音波検査
- 血液検査(CBCや生化学検査)
往診でできないこと
- レントゲン撮影や造影剤を用いた検査
- 全身麻酔での手術
- 内視鏡・CT検査・MRI検査
また、交通事故や骨折などは対応できるものとできないものがあります。
状況については、公式LINEでのチャット相談、緊急においては電話での相談をお願いします。
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